201608/12 莫大な利益を生む 日記 0 映画を見ていても、かなり英語の勉強になります。ここで大事なのは、勉強する目的で気張って映画を見るのではなく、楽しみながら映画を見ることです。スタジオは、映画の製作だけでなく、自社の映画へ観客を取り込むためにも、ブロック・ブッキング(20本単位で作品を会社の所有している系列映画館だけに公開する手段)のような方法を使って、配給や上映も管理していた。このような複雑で統合された産業は莫大な利益を生むものであったが、その資金もまた高額であった。そのため、資本家やウォール街によってスタジオがコントロールされる傾向が大きくなった。たとえば、1930年代の大恐慌時代にパラマウントは破産へ、合併前のフォックスは財政難に、ユニバーサルとRKOは財産管理を強いられていった。しかし、いずれのスタジオも1935年までには内部組織を整理し地道に再建資金を集め、それぞれ復活する。ちなみに1930年代の米国の長者番付の連続第1位はMGMの社長であった PR